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2018年10月21日(日) (更新)
2018年6月11日(月)(初出)

Panasonic Let's note CF-S10 の熱対策の試み

あるいは

低クロック数に固定されてしまうことへの対策の試み

中古で買ってきた Panasonic Let's note CF-S10 (Windows 7 から Windows 10 へ アップグレード版) が,負荷が高くなると,ある時点から(熱を冷ますためか)クロック数が 低く固定されて, 仕事にならないという現象に悩まされています(もともと仕事なんかしてないんですけど).

ここでは,この熱対策の試みについて書いています.「とりあえずやってみた」的で確実性のない 情報ですが,そんな試みや,他の人がどんなことを試しているのか探すための 情報も書いておきます.

主に試みていることは,放熱を助ける工夫をするということで「 2.放熱対策の試み 」に書いていますが,注意事項など あり,後で良いので前の方も後の方も読んでみて下さい.特に,最近は, 電源アダプタ周りがあやしいんじゃないかと思っており,その情報も 後ろの方に書きました.

目次

1.注意事項や対策の効果確認の状況

このページに書いてあることは間違いかもしれません. というのも,これを書いてから, という不安定な状況がおきているからです.

ということで,ここに書いてあることは,みなさんがそれぞれ抱えているこの類の問題の 解決のヒントになることがあるかもしれない程度のことと思って読んで下さい(2018.06.29)

2.放熱対策の試み

【背景と動機】

いま私が使っているノートPC は Panasonic Let's note CF-S10 という PC で,ずいぶん前のものだ. その前の PC が 2017年のお正月にお亡くなりになったので,急いで町田のソフマップで 中古で買ったものである.もともと Windows 7 の機械だが,買った時から Windows 10 にアップグレードされている. バッテリーの劣化が嫌なので,常に AC 電源に繋いで, バッテリーは外して使っている.それが悪いのか,春ぐらいになると熱で(?) クロック数が上がらなくなり,殆ど動かなる現象が発生している.今日は, この熱対策として今回とった方法について書く.

(後日の経験から言うと,次の施策は全く効果が無い訳ではないかもしれないが,たぶん 電源アダプタ周りのことも注意した方がよさそうだ.それは, 本ページの下の方に書いた. 2018.07.01)

2018年6月11日にとった施策
今回は次の図のように左側手前の排気口の下に何重かに折って分厚くした アルミ箔を敷いた.敷いてからまだ1日だが,これまで悩まされていた,ちょっと暑くなるとクロック数が 798 MHz に固定され,殆ど動かなくなる現象から解放され,このマシンの最大の周波数 3293 MHz まで上がるようになった.図の下に,もう少し詳しく問題の発生する状況や 今までの対策などを書く.

と,このような施策だったのだが,またしばらくして低クロック固定に悩まされる ことになった.他にも原因があったのだろう.本ページには,電源アダプタのこととか 他にもいろいろな原因究明と施策の試みを書いている.本当は,内容を論理的に再構成して 読みやすくするべきなのだろうが,まだ,現象が完全に出なくなったわけでもなく, 整理するだけの力もないので,興味のある人(困っている人)は,自分で関連の ある情報を読み取って欲しい. 2018.07.01 (日)

【施策と関連事項の詳細】

まず,今までの症状を詳しく書く.このマシンはもともと Windows 7 マシンで, たぶん, Panasonic がこのマシン用にファンの制御ユーティリティなどを用意 していたのだと思うが,中古で Windows 10 にアップグレードされたとき, それらのユーティリティなどは無くなってしまったのだと思う.そういうマシンで CPU の冷却制御などがうまく働くのかどうか,私は分からない.でもファンは時々 回っているようなので何らかの制御は働いているんだと思う.

次に,私はバッテリーの劣化がいやなので,バッテリーを外して AC 電源で使っている. 実はバッテリーを付けていると,この熱でクロック数が下がってしまう現象はあまり 発生しないように感じている.バッテリーがうまく熱を逃がしているのか,あるいは バッテリーを付けたときだけ電気が共有される部品があったりするのか,その理由は よく分からない.

よく熱暴走を防ぐために冷却ファンを掃除するという記事がインターネット上で公開 されているが,私はちょっとこのノートPC を分解して組み立てる自信が ないので,せいぜい掃除機で埃を吸い込むくらいにしている(強く吸い込むとPCを痛めるかも しれないので,掃除機で掃除する人は自己責任で,かつ,壊さないようにやってください).

で,熱でクロック数が下がる現象なのだが,CPU の温度などを監視するフリーソフトの Open Hardware Monitor で調べる限り,あまり温度が上がってないのである.PC を 起動した直後は必要に応じてクロック数は 3293 MHz まであがるのだが,色々な ソフトウェアを動かしていき,負荷が増えるとある時点からクロック数が 798 MHz で 固定されてしまう.しばらく放っておくと温度は摂氏 50度前後まで下がるのだが, クロック数は 798 MHz に固定のままである.CPU のファンはそれほどうるさくない. そのとき排気口に USB ファンなどで排気を手伝ってやるとさらに温度が下がり, クロック数が 798 MHz より大きくなり始まるが,排気の補助をやめると,また, 798 MHz 固定になってしまう.

ちなみに,この現象が起こったときの Open Hardware Monitor の画面ショットを 載せておく.クロック数 (Clocks),温度 (Temperatures),負荷 (Load) にご注意いただきたい.


CPU Core #2 が 0 % から数% になっているのが特徴的である(この画像では 0.0 %). CPU Core #1 は 100.0 % で, クロック数は低く抑えられているにも関わらずである.この低クロックの 現象が起こってないときは,Core #1 も Core #2 も同様に負荷に応じて大きくなる.

今回の施策前から, PC 底面からの排熱を妨げないように下にスノコを置き,その上に台所などでものを 掛けるのに使う鉄の網を載せ,その上にノート PC を置いているが,効果があるようには 思えない.

バッテリーを付けたときはあまりこのクロック数の低下の問題が発生しないので, 設定で電源とスリープの詳細な電源設定の変更でシステムの冷却ポリシーなどを いじってみたがあまり効果がない(まったく無い訳ではない.ただ,どのように 変わるか,変わり方の程度が少なかったり,一定していなかったりで,正確に 述べるのが難しいような変わり方をする).

このような状況で,上の絵に書いたように左手前の冷却ファンの下あたりに, アルミ箔を少し厚めに折りたたんだものを置いたのだ.そうしたら,クロック数が 798 MHz に固定される現象が無くなった.ハードウェアモニターで見ると, CPU の温度は 60度~70度位には上がっているが,きちんと負荷が大きくなったときは クロック数をあげている.また,CPU のファンの音がしっかり聞こえるようになった. 前は,動いているのかどうか分からない音だったが,今ははっきり動いているのが わかる.

結局,何が理由で今までクロック数が上がらなかったのかよく分からないのだが, Open Hardware Monitor でとれない箇所の温度でクロック数が決まっていたんだろうか. アルミ箔を置いたところも,外から触った限りではそれほど熱くはなってなかったの だし,今は,Open Hardware Monitor の温度計は,789 MHz 固定のときより高くなっているのに クロック数が上がるようになっている.もしや,温度だけではなく, アルミ箔がコンデンサの役割を果たして,敷いたあたりにある部品と何らかの 相互作用をしているとか.まあ,結局,よく分からない.

他にやったことと言えば,排気口を毛ブラシでつついたことだがある.これで 熱暴走がなくなったという記事も,今,インターネット上で見つけたので,熱暴走で 苦しんでいる人はやってみたらよいかもしれない(まあ,見つけたのは正確には 歯ブラシだったが).

まだ梅雨入りしたばかりであまり気温は暑くなってないので,真夏にどうなるかは 分からないが,とりあえずは PC が動くようになったので良しとしておく. 皆さんがやるときは自己責任でお願いします.PC が熱くなって壊れないように,また, 火事などにならないように気をつけて!

3.他の方々の試みを探す語彙

直接リンクを張ると,そのページが消えたときの対応や,リンク先の人の 許可を得なければならないかの判断など面倒なので,この問題に関係のある 語彙を書いておくことにする.興味のある人は,コピペでググってください.

4.そのほか最近の状況と試行錯誤

よく原因と対策が分からないので,とりあえず,やったこととそのときの 状況を書いていって,後で整理することにした.


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