HTML & CSS の実験ページ

by Akihiko Koga [Ver. 0.80, 2024.08.15 (Update)]
[Ver. 0.80, 2024.08.15 (First)]

このページは,HTML & CSS のコードを入力して,
その表示を確かめながら,
HTML & CSS を勉強する
ためのページです.

このエリアは皆さんが入力を行うと,その入力の表示に 置き換わります.

入力を行うには,右上の 「HTML/CSS 遊び場」という
ボタンを押してください.
入力ダイヤログを閉じるときも同じボタンを押してください

では,楽しみながら,HTML & CSS を学習しましょう.

「HTML/CSS 遊び場」で開いたダイアログの右上の「適用」を押せば
この画面は消えます(皆さんの入力に置き換わります).

また,「HTML/CSS 遊び場」に「ReadMe」というボタンがあります.
多少は,実習をガイドしてくれると思います.

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HTML & CSS Play Land



第2入力エディタ
HTML & CSS Play Land の "Use 2nd Input" にチェックを入れたときは, この入力を HTML & CSS Play Land の内容の前にくっつけて表示します. 入力を試行するとき,あまり変化しないような内容を入れておくと, HTML & CSS Play Land で試したいところに集中できます.

ReadMe

内容

はじめに

このページは,HTML & CSS のコードを皆さんが打ち込んで,どんな表示に なるかを確かめながら勉強するためのものですから,何か教科書を手元に 用意しなければなりません.

といっても,いま,はじめてこのページを開いた方は,適当な教科書の 当てがまだないかもしれません.

そういう方のために,最初に,いくつかの入力をして遊んでみるための サンプルを書きます.まず,それで遊んでみて,このページの使い方になれて, その間に何か教科書を探したら良いでしょう.

題材は用意するのですが,あくまでつなぎのためなので,早めに教科書を 用意してください.

この ReadMe では,その後に,

を説明してしておきます.

なお,このダイアログの右上には「閉じる」ボタンが常に同じ位置に表示されています.このダイアログを閉じて,再度,「ReadMe」ボタンで開いたときは, 閉じた位置に戻るようになっていますので,ここの説明と HTML & CSS Plan Land は 頻繁に行き来するのがよいでしょう.

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本ページになじむためのいくつかのサンプル

ここでは,画像の入ったドキュメントを書くために必要な最小限度の基本的な要素の 説明をします.具体的には次の項目です.

ドキュメントタイトル,章節項のタイトルの書き方

HTML には,このためのタグとして,大きい文字から小さい方に, h1 から h6 までのタグが用意されています,
<h1>HTML & CSS の学習と実践</h1>
<h2>HTML & CSS の学習と実践</h2>
<h3>HTML & CSS の学習と実践</h3>
<h4>HTML & CSS の学習と実践</h4>
<h5>HTML & CSS の学習と実践</h5>
<h6>HTML & CSS の学習と実践</h6>
各タグの文字の大きさなどはカスタマイズできますが,デフォルトで どんな大きさかやってみましょう.これらをコピーして, このページの入力域に入れて右上の「適用」ボタンを押してください. ウィンドウにそれぞれの大きさの文字が表示されるはずです.

タイトルをセンタリングすることもできます.例えば,h3 を センタリングしてみましょう.

<h3 align=center>HTML & CSS の学習と実践</h3>
センタリングされました.

文章の書き方,段落の分け方

文章は普通に文字を打っていけば良いのです.段落に分ける方法は,
<p>最初の段落の文字を打って行って...</p>
<p>次の段落の文字を打って行って...</p>
のように,<p> と </p> で段落の文字列を挟みます. タグの終わりの </p> を打たない人も多いと思います.実は 私もあまり打ちません.これは,<p> はネストしないので, 次の<p> が来た時,ブラウザが自動的に </p> を 入れてくれるからです.ですから,そういう人は,<p> を 単に段落の区切り記号として認識しがちです.しかし,実際は そうではなく,<p> と </p> で囲まれた中に文章を 入れていることになるのです.これは,特に,height という属性の 継承を分断して,分かりにくい現象を引き起こします.あなたが初心者なら これは何を言っているのかわからないと思いますが,<p> は 必ず,</p> で終わるようにするか,あるいは,段落は, 開始終了で囲まれているということを頭の隅にでも置いておくことを お勧めします.

<p> と似たようなタグに,行を途中で切って,改行する <br> というタグもあります.このタグの名前は break から 来ています.例えば,次のように入力して「適用」してみてください.

開始終了で囲まれているということを<br>頭の隅にでも<br>置いておくことを
お勧めします.
<br> のところで,改行されていることが分かるでしょう.

たぶん,皆さんのブラウザは横広になっていると思いますので,沢山の テキストを入力したとき,読みにくいくらいに一行が長くなっていると 思います.例えば次の文章を入れてみてください.

たぶん,皆さんのブラウザは横広になっていると思いますので,沢山の
テキストを入力したとき,かなり読みにくいくらいに行が長くなっていると
思います.例えば次の文章を入れてみてください.
ブラウザに右端まで続いて,そこで折り返されるので,行が長くて, 読みにくいと思います.そこで,横は,読みやすい長さ,例えば, 640px しかないということを宣言し,その長さで折り返してもらう 必要があります.それには,CSS を使います.入力を次のようにして 「適用」してみてください.
<style>
  body {
    width: 640px;
  }
</style>
たぶん,皆さんのブラウザは横広になっていると思いますので,沢山の
テキストを入力したとき,かなり読みにくいくらいに行が長くなっていると
思います.例えば次の文章を入れてみてください.
横が適当なところで終わって読みやすくなったのではないでしょうか. これは,body の横幅を 640 ピクセルにするという CSS の指示です. この横幅は,body の中の要素,さらに中の中の要素への継承されていきます.

こういう基本的な定義は HTML ファイルの head の中でするのが良いでしょう.

文字の装飾の仕方

次は,文字の装飾の仕方をいくつか書いておきます. 残念ながら,このうちのいくつかは現在は推奨されず,CSS に移行が 推奨されています.しかし,CSS は嵩張りますし,これから学習する トピックスですから,皆さんが学習するまでの間,一時的な使用として 書いておきます.今はまだ多くのブラウザで使えるようです.

画像の入れ方

一般に文書には絵を入れると分かりやすくなります.ここでは,HTML の文書で 画像を入れる方法を説明します.

画像を入れるには img という要素があります.img は

<img src=画像のURL>
という書式で入れます.画像のURL とは,その画像を指す http://... とか https://... とかいう画像のアドレスです.HTML 文書と同じサイトにある 画像なら,わざわざ http:// や https:// と書かないで,そのページの URL からの相対アドレスで構いません.

このページがおかれているフォルダーの下に pictures というフォルダーがあり,そこに p01-13.jpg という画像がありますから,

<img src=pictures/p01-13.jpg>
で,その画像を表示することができます.

これは原寸大で表示されました.幅の width 属性や高さ height 属性で 大きさを調整することもできます.

<img width=160px src=pictures/p01-13.jpg>
<img height=80px src=pictures/p01-13.jpg>
縦横の比率は保たれていますね.では,width と height 両方指定したら どうなるでしょう.こういうのはやってみればよいのですね.
<img width=160px height=80px src=pictures/p01-13.jpg>
どうなったかは,皆さんで確かめてみてください.

ここでは,記述している HTML ファイルと同じサイトにある画像, いわば内部の画像を表示しました.外側からの参照の例を書いておきましょう. ここには https://www.cs-study.com/koga/computer/pictures/svg-girl07.jpg で 外部から参照できる画像もあります.それを表示してみましょう.

<img width=160px src=https://www.cs-study.com/koga/computer/pictures/svg-girl07.jpg>

箇条書きの仕方

文章を読みやすくするには箇条書きが有効です.HTML でよく使われる箇条書きの 要素は ul と ol です.l は list の l みたいで,ol は,項目に順序,番号付け(order)があるもの,ul はないものです.項目は <li> の次に書きます.

まずは,ul の例です.実際に表示してみてください.

<ul>
  <li>ドキュメントタイトル,章節項のタイトルの書き方<br>
HTML には,このためのタグとして,大きい文字から小さい方に,
 h1 から h6 までのタグが用意されています,
<p>
  <li>文章の書き方,段落の分け方
  <li>文字の装飾の仕方
  <li>画像の入れ方
  <li>箇条書きの仕方
  <li>リンクの張り方
  <li>ドキュメントのまとめ方(div)
</ul>
ul を ol に変えてみましょう.
<ol>
  <li>ドキュメントタイトル,章節項のタイトルの書き方<br>
HTML には,このためのタグとして,大きい文字から小さい方に,
 h1 から h6 までのタグが用意されています,
<p>
  <li>文章の書き方,段落の分け方
  <li>文字の装飾の仕方
  <li>画像の入れ方
  <li>箇条書きの仕方
  <li>リンクの張り方
  <li>ドキュメントのまとめ方(div)
</ol>
番号がつきました.番号を逆順にすることもできます. つまらないようですが,時々役に立ちます.
<ol reversed>
  <li>ドキュメントタイトル,章節項のタイトルの書き方
  <li>文章の書き方,段落の分け方
  <li>文字の装飾の仕方
  <li>画像の入れ方
  <li>箇条書きの仕方
  <li>リンクの張り方
  <li>ドキュメントのまとめ方(div)
</ol>

リンクの張り方

HTML などのハイパーテキストはリンクが張ってあって,関連する事項に飛べることが パワーの源です.リンクは次のように a タグを使って書きます. この間, ドイツ語の語・句・文章のハングマンゲーム を作りました.
この間,
    <a href=https:www.cs-study.com/koga/others/games/hangman_german1.html
      target=_blank>
    ドイツ語の語・句・文章のハングマンゲーム
</a>
を作りました.
これは,私のサイトの中のあるページに飛ぶ例です.飛ぶ先は,a タグの href 属性を指定します.その後ろにある target=_blank は,ブラウザの新しい タブを開いて,そこに飛んだ先のページを表示することを表しています. なぜ,そういう例を書いたかというと,現在,こちらで HTML を勉強中なので, このページ自身は移動しない方がよいだろうと思ったからです.

ドキュメントのまとめ方(div)

はい,とうとう,このチュートリアルの最後の項目です.これはちょっと重要です.

HTML で文書を書いていて,いくつかの記述をひとまとめにしたいことがよく あります.例えば,次のいくつかの文章をセンタリングして,またその後, 普通の左詰めに戻りたいときなどです.

そのようなときは,div 要素を使います.<div> と </div> に 挟まれた部分は1つのグループになって,センタリングなどの指示を まとめて出来ます.それらをまとめた div にセンタリングの指示をすれば 良いわけです.

簡単な例ですが,次のコードを表示してみてください.

<div align=center style="border: 2px solid #000; background: #cff; margin:24px;">
HTML で文書を書いていて,<br>
いくつかの記述をひとまとめにしたいことが<br>
よくあります.<br>
例えば,次のいくつかの文章をセンタリングして,<br>
またその後,<br>
普通の左詰めに戻りたいときなどです.
</div>
この例では,一連の文をセンタリングして,それらを矩形で囲い,中を空色で 塗って,上下左右に 24px のマージンを取っています.

div はこのように色々なことができて,とても重要なのですが, この ReadMe もチュートリアル的な性格から,そろそろ終わりに したいと思います.

今まで述べたトピックスはこれから HTML & CSS を学習するにあたり, 頭の中に良いとっかかりを作ると思います.

では,みなさん,楽しく HTML & CSS を勉強してください.

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本ページで試したものを HTML ファイルに埋め込むときの注意

HTML ファイルは,基本的には
<html>
  <head>
    文字コード,タイトル,メタ情報,CSS や Javascript の定義など
  </head>
  <body>
    ここにいろいろなコンテンツが入る
  </body>
</html>
</pre>
という構造をしています.ここで試したものは,基本的には <body> と </body> の間にはいります.

ただ,厳密にいうと,このページでの表示は,皆さんが書いたものを 直接 body の中に持って行って表示している訳ではなく, body の中に1つ div をおいて,そこに皆さんの書いたものを 入れて表示しています.この二つにそれほど差はないと思いますが, body の中の div の中に書いた表示であることは覚えておいてください.

あと,基本的に body の中と言いましたが,CSS は,必要に応じて,head の 方に持って行った方が良いと思います.また,さらに,拡張子が「.css」という ファイルにまとめて,HTML の本体から分離することが一般には推奨されています.

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便利な機能など

HTML & CSS Plan Land に,"Use 2ndInput" というチェックを付ける項目が あります.これはその横の Edit ボタンを押すと,入力域が現れて,そこに 入力したものを Plan Land での入力の前にくっつけて表示するように するという機能です.これは,CSS などの記述は一度正しくかけると あまり変化しないので,その後の部分で試行錯誤しているときに,ただでさえ 狭い HTML & CSS Play Land の入力域を使いたくないという要求を満たすためのものです.ご活用ください.
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FAQ